dbg
【まりたん第6回】
2022ミス日本「海の日」は 歴史ある港を誇る周南市出身
属 安紀奈さんのインタビューです
< 第518回>2022年07月05日掲載 

2022ミス日本「海の日」
属 安紀奈 氏

 
















 
タイトル――2022ミス日本「海の日」の属 安紀奈(さっか あきな)さんは、徳山港のある山口県周南市のご出身です。奇しくも、徳山下松港が開港100周年を迎えた節目の2022年にミス日本「海の日」を受賞されました。受賞後に周南市に凱旋し、徳山下松港を視察されたそうですね。

 港湾荷役や内航輸送等を手掛けるトクヤマ海陸運送さんを訪問し、コンテナターミナルのガントリークレーンを見学させていただいたほか、海上保安部や中国運輸局の方々にご挨拶に伺い、実際に行っているお仕事についてご説明いただきました。
 海のお仕事で一般の方々がイメージしやすいのは漁業かも知れませんが、海事業界は、人目につかない部分で私達の日常生活に大きな役割を果たしており、そうした皆様の支援をしていきたいです。ちなみに視察中、たまたま大型貨物船が出港するところに遭遇し、とてもラッキーな体験でした。


タイトル――視察を通じて感じたことについてお聞かせください。

 周南市は、石油化学や鉄鋼、セメントといった様々な基礎素材産業の集積地です。実際に足を運んでみて、日本のモノづくりを担っている方々が自分の地元で活躍されていること、近代から日本の発展に貢献してきた歴史ある港が地元を支えていることを実感しました。
 また、コンビナートや工場エリアは夜景が幻想的でとても素敵です。日本が誇る徳山下松港の魅力を、もっと多くの方々に知っていただけるように発信していきたいと考えています。


タイトル

















――ミス日本コンテストには、2年前の2019年にも応募し、13名のファイナリストに選ばれたものの、惜しくも受賞は叶わなかったそうですね。応募のきっかけについて教えてください。

タイトル 直接のきっかけは大学1年の頃、母に勧められたことです。私は日本を代表するモデルになることを目指しており、内面・外見・行動の「3つの美」をコンセプトにするミス日本コンテストへの参加を通じて、日本人らしい美しさを追求することができると考え、応募しました。

――モデルの仕事には小学生の頃から憧れていたとか?!

 きっかけは、インフルエンザで登校できなかったある日、母が買って来てくれたファッション雑誌です。モデルさんのポージングや表情がお洋服の魅力を引き出していることに気付き、着回しをコーディネートするのも大好きだったので、自然とモデルを目指すようになりました。大学3年の頃、SNSでスカウトされたのがきっかけで、モデルのお仕事を始めました。

――幼い頃からの夢を実現させた裏には、たくさんの努力があると思います。今後、さらに高みを目指していくのですね。

タイトル――今回のミス日本への再挑戦の過程で得られたものについて教えてください。

 ミス日本コンテストのファイナリスト達は、4カ月間、先ほどもふれた「3つの美」を磨くための様々な勉強会に参加し、仲間とともに成長を目指して切磋琢磨します。勉強会ではまず、自分の家庭で大切にし、受け継いできたことを振り返ったり、育った地域について学んだりすることを通じて、自分のルーツを知る時間があります。最初の挑戦では残念ながら受賞はできなかったのですが、この勉強会は自分自身と向き合うとても良いきっかけになりました。
 その後の2020年、新型コロナのために大学の授業がオンラインになり、半年ほど周南市で過ごしました。受賞を逃してしまったにもかかわらず、地元の皆様や高校時代の恩師に「コンテスト、見たよ」「頑張ったね」と温かい声をかけていただき、大きな励ましになったのです。それと同時に、この思いをチャンスに、自分を育ててくれた地元への恩返しになるような活動をしたいという新たな夢ができました。


タイトル もう一度ミス日本を応募するかどうかについてはとても迷いました。2年前の自分のどこを超えることができるのか、自分自身でも葛藤があり、かなりの勇気が必要でした。それでも挑戦し、いざファイナリストの切符を獲得してみると、2年前とは違う、自分にはないものをもった仲間ができました。例えば、グランプリを受賞した河野 瑞夏(みずか)さんは、将来ジャーナリストを目指しており、普段から相手のことを多角的にとらえようとする姿勢に学ぶものは大きかったです。ともに受賞を目指す関係ではありましたが、ファイナリスト時代から現在に至るまで、心から応援している存在です。



タイトル

















――ミス日本「海の日」のこれまでの活動についてご紹介ください。

 受賞後の3月には、斉藤 鉄夫国土交通大臣を表敬訪問しました。海に囲まれた日本で、資源など様々なモノを運び、暮らしを支えている海運に携わる皆様に寄り添った発信をしていきたいとお伝えしました。斉藤大臣からは、新型コロナから回復していくこの1年の活躍を期待しているとのお言葉をいただきました。
 続けて、奥島 高弘海上保安庁長官を表敬し、海の事故ゼロキャンペーンのPR活動に取り組んでいくことをお話ししました。


タイトル
 
タイトル 横浜・みなとみらいエリアで行われたイベント「BAY WALK YOKOHAMA」では、ゲストとして参加し、参加者の皆さんと港町の風景を楽しみながらウォーキングしました。
 このほか、ジャパンインターナショナルボートショーでは、2016「海の日」で女優の杉野 琴乃さん、2021「海の日」の吉田 さくらさんと3人で参加し、開会式やボートオブザイヤーのアテンダー役を務めました。先輩方と一緒に参加し、挨拶の仕方や周りの方々への気配りを間近で見て学べたことも良い勉強になりました。



タイトル――7月18日の海の日を前に、マリンレジャーがシーズンを迎えていますね。

 ミス日本「海の日」受賞後の2月、小型船舶操縦士免許2級を取得しました。講習で初めてボートを操縦してみると、とても難しくて驚きました。
 4月には、葉山のシーボニアマリーナで、海技資格協力センターのポスター・動画撮影で実際にボートを操船して海に出ました。ポスターは、免許更新とライフジャケットの着用を呼びかけるものです。当日は、海風を体に感じながらのクルージングがとても心地良くて、緊張することなく楽しめました。海の安全について学習し、海の交通ルールを理解する立場から、マリンレジャーを安全に楽しむための理解を広める活動を行っていきます。


タイトル――PR活動、期待しています。ところで、小型船舶操縦士免許はご家族ももっていらっしゃるそうですね。

 祖父や父ももっていて、祖父が生前は、よく父と船で海に出て、新鮮なお魚を釣って来てくれたようです。
余談ですが、父は実は、ミス日本の中でも(グランプリではなく)「海の日」に選ばれてほしいと願っていたと、後で聞いて知りました。





――徳山下松港開港100周年の年の受賞もそうですが、お父様の希望通り「海の日」に選ばれ、本当にめぐり合わせですね。ご家族の喜びもひとしおだと思います。海にまつわる思い出には、どんなものがあるでしょうか。

 小さい頃は年の離れた姉や兄の習い事が優先で、週末は遊園地のような遠出は難しかったのですが、代わりに父はよく、海やキャンプに連れて行ってくれました。下関市の土井ヶ浜海岸は透明度が高く、おすすめの場所です。海の楽しさ、美しさを小さな頃から教えてもらって育った私にとって、土井ヶ浜は、そんな幼い当時の思い出がよみがえる場所です。

――小さな頃から、きれいな海に親しんでこられたのですね。

タイトル
 





















――将来の夢は「生活に根差したブランドのモデルを務め、普通に生活する人たちに寄り添い、おしゃれに快適に過ごすことをアピールすること」とのことです。

 モデルの仕事に興味を持ってから、いつかユニクロさんの広告を飾りたいという思いがあります。ユニクロさんのコンセプトは、人種や性別等を問わず、誰でも気軽におしゃれを楽しめることだと思うのですが、こういったお洋服こそ、着用するモデルの力が試されるものだと考えています。
 ただ、モデルに憧れていたものの、恥ずかしいというか、反対されたらどうしよう・・という思いで、両親、特に父にはなかなか言い出すことができませんでした。。ある日、家族で地元のユニクロさんの大型店舗に遊びに行った時のこと、そばにあった広告を指さし、父に思い切って「私はこれに載りたい」と話してみました。


タイトル――お父様の反応はいかがでしたか・・?
 「あきなちゃん、これは世界レベルだよ」と返されました(笑)。そういうわけで、自分の夢を父に打ち明けた場所が、ユニクロさんの売り場なのです。

――偶然にも、ユニクロさんは本社が山口市にありますね。大きな夢に向かって、一歩ずつ進んでいけるように、応援しています!

 ――欠かせない美容・健康法について教えてください。

 きちんと食べてよく睡眠をとり、ほど良いバランスで運動することに限ると感じています。モデルを始めたばかりの一時期、食べないダイエットをしたために、かえってストレスで肌のトラブル等が起こってしまいました。それ以来、すぐには結果が出なくても、毎日の積み重ねで継続してできることを大切にしています。モデルのお仕事は体力勝負と先輩から聞いていたものの、体験してみて過酷なことがよくわかりました(笑)。元々体力に自信がなかったので、ピラティス等、体力向上のためにトレーニングを毎日続けています。

――趣味または休日の過ごし方についてお聞かせください。

 1人暮らしを始めて自炊しているので、今はまだ、とにかく料理するのが楽しいです(笑)。簡単なものではありますが、母にお味噌汁だけは作りなさいと言われ、実家から送ってもらったいりこで出汁をとってお味噌汁をつくるようにしています。

――一人暮らしでも、実家と同じ味のものが食べられるとほっとしますね。


タイトル――思い出に残る「一皿」をご紹介お願いいたします。

 山口県の名物、「瓦そば」です。焼いた茶そばを瓦の上で食べるもので、家庭では、ホットプレートで焼き目を付けて、錦糸卵やお肉、ネギをのせ、スライスしたレモンや紅葉おろしをトッピングし、めんつゆにつけて食べます。家族みんなでホットプレートを囲んでいると、実家に帰ってきたことを実感します。

――初めて聞きました。

 瓦そば発祥の下関市をはじめとして、お店では瓦にのせられて提供されます。山口県全域で広く愛されている一品です。是非、試してみてください。

――茶そばがポイントなのですね。出張で山口県に行った時、探してみたいです。

タイトル――心に残る「絶景」についてお聞かせください。

 山口県・長門市に、元ノ隅(もとのすみ)神社という神社があります。丘を下り、海に向かって連なる123基の朱色の鳥居で有名なスポットです。ただ、見どころは鳥居だけではありません。断崖から見下ろす日本海は、水しぶきが荒々しくて迫力があります。元気になれるパワーをいただけるような場所です。












【プロフィール】
属 安紀奈 (さっか あきな)
山口県出身 大妻女子大学卒業・モデル
将来は、生活に根差した世界的なブランドのモデルを目指す

■ミス日本公式サイト(https://www.missnippon.jp/

記事一覧に戻る
会員探訪の詳細ページ